映画

息子のまなざし

ASIN:B0001ZX7VS 凄い。凄すぎる。凄すぎた。 何が凄いって、もう、何という頑迷さ加減なのか、という凄さ。 正直、フランシスは実は……は、まず素直に知っておかなければ、見続けていくのはなかなかつらいでしょう。 異様過ぎる、この視界の狭さ。慣れるまで…

グラスハープ

普通にいい映画であり映像でした。期待していたものとはずいぶんと違ったが。 とにもかくにも平和、平和。戦争が忍び寄る年代でもないし(あれ? でも40年代だ)、とてもとてもぬるくて心地よい。 カポーティ先生の自伝であろうが何だろうが、まあ、これはコ…

バトル・ロワイアル

やっぱり何がいいたいんだかよくわかりませんでした。というか、結果が反則。話が違うじゃないですか。ああすみません。ネタバレを避けるあまり誰にも通じない文になっているような気もする。 クラス、この人数なら確かに息がつけない緊張感が味わえますが、…

「フライド・グリーン・トマト」

役者が誰もなかなか素晴らしく、原作なのか脚本なのかがなかなかショボく、何とも複雑な出来。 兄の一件から嫌な予感はしたが、随所のエピソードがいちいちあざとい。明らかに女性向けというか女性用なんだろうが、僕が男なのでピンと来ないが、とのおまけを…

OCTOBER DAY(遠い空の向こうに)

原題は、ROCKET BOYSのアナグラムというのがうますぎる。って、あれ? 足りない文字がちらほらと。 実話を下敷きにとうたう割りにはお約束な展開の連続で終劇を迎えるわけで、現代社会が失ってしまった何かに気づかされて涙するという正しい鑑賞はとりあえず…