そして後日談。お教えいただきありがとう>某知己

でありながら、恋愛小説というなら、2ch文学というなら、むしろこっちなんではないか。僕は本編よりもこっちで泣きそうになった。愛する人とわかりあうという幻想を追って引き起こす、どうしようもない僕たちのいろいろな愚行。この時代にはそれはこんな形をとるわけか。
確かに彼彼女はヤバく、ヤバいがゆえの彼彼女で、そしてこここそが2chだった。書籍化されたまでが実話かどうか。これを読んでしまった後となっては、もはや僕は実話と結論づけるしかないと思う。「たかが掲示板関係者」にこんな物語までが作りこめるのだとしたら、もはやそれは人間技とは思われない。
いろいろとへこみますが、恋愛小説というなら、2ch文学というなら、やはりここまで読みたい。とりあえずは【後日談1】【後日談8】まででよいでしょう。いや、あの本と一緒になっていても嫌ですが。
というか、書籍化された中にもいちおう「後日談」の章はあるそうですが、どこまで明かされているのかがとっても知りたい。本の方をお読みになった方はお教えいただけると嬉しいです。