ノートPCが身体に悪影響--米研究者が警鐘

開発のためと称し、馬鹿いいVersaProPenM 1.7GHz、メモリ1.25GB)を与えていただいてからというもの、これがいつ何時も手放せなくなり、デスクトップが近くにある状況でもノートの方を使いまくりであった。
というさなかに耳にした上記の話。

 「ノートPCは、デスクトップPCの代替となるようにはデザインされていない」と語るのは、コーネル大学のHuman Factors&Ergonomics LaboratoryディレクターAlan Hedgeである。「ラップトップは、出先などで予備的に使用するために設計されたものだ。1日8時間、年間52週間、仕事で毎日使用するようには作られていない」(Hedge)
……(略)
 ノートPCの最大の問題点は、画面とキーボードが非常に近くに配置されているということだ。周辺機器を利用しない場合、ユーザーには2つの選択肢が残されるが、そのいずれも姿勢の改善にはつながらない。すなわち、首を前に傾けてモニターを見るか、マシンを目の高さに合わせて使用するかということになるが、どちらにしても肩や腕に負担がかかってしまう。

 さらに、キーボードが非常に小さいため、手指の配置がおかしな格好になり、手首の損傷が起こる。

と、根拠はいちいち論理的で怖くなる。
現在愛用のVersaはA4の大きさがあるのでまだいいのかもしれないが、いずれにしても気持ちの良い話ではないので、状況に応じてなるべくデスクトップを使うようにこころがけてみる。
開発はさすがに無理だが、ドキュメント整備の場合は、ファイルサーバのファイルを直接編集するようにするとか、ノートへのメールやメッセンジャーの着信時には音を出すようにするとか、工夫次第で割りと効率を落とさずにデスクトップ移行が可能である。
毎日毎日健康によろしかろうはずもない日常を送る中、この手の話に過敏に反応し過ぎるのも賢くない話だが、自己責任・自己防衛の時代ですからね。好む好まざるに関わらず。