次のおしごと

今の案件の次には、上流工程から携わることになるかも知れないという話を去年聞いているので、そこでこそユースケース、ともくろんでおります。まあ、うちの会社のことなのでその話が何がどう変わるものかわかったもんではないのですが。
しかしながら、今の会社に来てから(というか、業界に入ってから、ですけど)、上流工程に携わった経験はない。それはつまり、パッケージ導入の初期がまったくわかっていないということで。
ただ、うちがパッケージ屋というのがまた特殊な事情でもある。
パッケージ屋とて、導入に際しては顧客にヒアリングはする。が、基本的にはすでにできているこちらの製品を売るのが商売だ。こちらのモノにあわせて顧客の業務を変えてもらう機会すらある(と聞く)。
そういう現場で、ヒアリング結果のとりまとめにユースケースを持ち出すというのには、一抹の不安があるにはある。
それって、自分たちのした話だけを元に一からシステムを作るのと結局はあまり変わらないような錯覚を顧客に抱かされることにつながりはしないだろうか?
ヒアリングの結果に、今あるパッケージの思想をちゃんと付加した状態でユースケースを見せる方がいいのかも知んない。
と、想像だけをひたすら進めてみる休日。