自分の仕事の仕方は何か間違っているんだろうか

などと、誰にも返答のしようがないことをひとりごちてみたり。

まず、現在の自分の立場は、設計担当、兼、自分の設計担当範囲の中で最重要かつ最も工数のかかる機能の開発担当であるわけです。
やべえ。あらためて言葉にしたらまためまいがしてきた。

要は、とうに開発のフェーズに入っていながら、今さらわらわらと湧き出す設計段階の問題点(自分の担当範囲に限らず)を、他設計者と情報共有する時間がすでにないわけです。
情報共有の機会をもつのが遅れれば遅れるほど、後日の手戻りが深刻になるのは自明でしょう。ウォーターフォールですから。が、見つかる問題点すべてを吟味していては、現状の自分のスケジュールに確実に穴が開きます。というわけで、他者への相談にも優先順位をつけた上で行なわざるを得ず。

まあ、開発のフェーズに入ってもなお仕様書を手直ししたり、さらには設計し足りていなかった機能の仕様書を一から書いたり、というのはむしろシステム開発にあっては自然な光景……なのかな。本当に。が、スケジュール上にそんなタスクは結局盛り込みようがないわけです。まあ、ウォーターフォールですから。

だからまあ、結局、

やっぱりウォーターフォールって間違ってますよ、ええ。

ということを身をもって知る日々だということです。しかしまあ、業界にもう8年以上(だっけな)いて、まともに新規開発のプロジェクトに携わるのがまだ2度目ですからね。いや、「まだ」でもないかな? 2度目。まあ、どっちにしろ充分にわかりました。

ウォーターフォールはあと20年消えない
オブジェクト指向のはなし ウォーターフォールは通用しない

こういった文章の的確さが。

……あれ、結論が表題と違ってしまった。

でも決して、単にスケープゴートをこしらえたがっている自分の心理から来る結論ではない、と思う。思いたい。