五歳娘に数字を教える。100まで理解できたようだ。焦り過ぎかまったく普通か。伊達政宗は三歳で100まで数えられたとは聞いたが。
にしてもつまづく箇所をたどっていくとひたすらこっちも面白い。ちょっと久々にマジになってみる。

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・12までは時計の文字盤で、10までの延長として覚えているようだ。当然10進の概念などない。
・当然のようにまず20から読めなくなる。「に ぜろ」である。
・そこは何とか叩き込む。
・当然のように21も読めない。ここも何とか叩き込む。
・案の定、22から29まではとつとつと読んでいく。
・で、当然のように30でつまづく。結局31も40も41も(90にいたってもつまづいていた)。何とか手を替え品を替え、都度叩き込む。
・かと思いきや、55で突然つまづく。「ご ご」である。
・66でもつまづいた。なるほどそうなのか。
・100に到達したらひとしきり褒めそやした後、1に戻る。
・一周目と同じところでつまづき続ける。が、正しく読める頻度が徐々に上がる。無論そのたびに褒めそやす。
・40や41を正しく読むが、当然のように自身はなさげ。「もっと自信持って読み上げていいよ」と言い添えると怒鳴って読み上げよる。それでよし。
・四周目あたりでようやくノーミスクリア。ポカはあったが。やはり褒めそやす。
・順繰りに読み上げねばまったくダメという懸念も払拭しきれないので、適当に73や45や26をピックアップ。おおちゃんとわかっているではないか。
・で、14に戻ると案の定「いちじゅうよん」である。概念自体は合っていることを褒めそやした後、叩き込む。

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これは万餓鬼共通の過程なのだろうか。いずれ(現)三歳息子で再度実験したい。